CAVIN Tech Blog

CAVIN Inc.のエンジニアブログです。 技術的な内容に加え、福岡市 (Fukuoka Growth Next / fgn) でのスタートアップ運営の日常や、舞台裏をお伝えします。

CAVIN、リモートワーク始めました!🌐

CAVIN、リモートワーク始めました! | CAVIN Tech Blog

こんにちは!CAVIN Inc.スタッフの宮坂安惟良です!

コロナでの緊急事態宣言が出るずっと前。

実家に帰省をするために、会社としてはまだリモートワークをしている人数も少なかった時期でしたが、チームとしては初めて長期的なリモートワークを行いました。

ということで!私が帰省してから、コロナが蔓延し始め、緊急事態宣言が出て正式にリモートワークが始まった現在までの仕事の様子をお伝えしていきたいと思います!✌️

まずは私に関する背景知識から。 当たり前のように帰省先は日本の田舎だろうと思ったそこのあなた、帰省先はアメリカです🇺🇸

私はアメリカで生まれ、小学5年生まで現地の学校に通っていました。つまり、実家はアメリカにあります。

これを頭に入れて、さあ、本題に入りましょう🙋‍♀️

目次

帰省中のリモートワーク

どんなことにも良い面と悪い面があります。では悪い面から見ていきましょう。

難点

まずひとつは時差の問題です。私の帰省先はアメリカ合衆国カリフォルニア州。日本との時差、17時間。私が起きるころ、日本で終業時間は過ぎている。逆に私の終業時間は日本では最も活動的な時間です。

日本とカリフォルニアの時差 | CAVIN Tech Blog
右が日本、左がアメリ

これで何が起きるのか。そう、コミュニケーションがリアルタイムで取れません。結果として、自分が送った質問が7時間後まで返ってこない、起きてパソコンを開くと10時間前にタスクがアサインされている、このようなことが起こります😢

質問が返ってくるまでの7時間、この時間は主にインプット、そしてリサーチをしていました。しかしどちらにしろタスクの進歩は遅くなります。

また、実家にいるということは、普段会うことができない母親と会っているということ。それはつまり、母親が一緒に過ごしたがるということになります。

結果としておしゃべりはもちろんのこと、一緒にお茶したり映画見たり買い物に行ったりバトミントンをしたりするわけです。単純に業務に集中できなくなります。自己管理の問題でもありますが。

最後に、オフィスの変化や人の変化がわかりません。
実際私が実家でリモートワークをしていた時期、日本では新しくスタッフや社員が増えていました。さらに毎週のミーティングの内容も変わっていました。

でもこれらは実際にその場にいないとあまり体感ができないし、人の移り変わりは特にわからないものでした。

物理的な距離は心の距離ともいいます。長期間リモートワークしていたら自分が組織の一因だということさえ忘れそうだなと思いました。

ちょっとリモートワーク良くなさそう、、、と思い始めたところで良いところに目を向けていきましょう。

メリット

タスクがどこからでもできます。そのこと自体がメリットです。実家に帰ってもタスクができるんです。もはや病院の待合室でもタスクができるんです。それがリモートワークです。

実家に帰りたいけど仕事しなきゃ、、、

このような心配事がなくなります。しっかりとタスクをこなしさえすれば場所・服装・時間は自由です。

個人的に一番嬉しかったことはメイクをしなくて良いことでした。時間がかかるしつけない方が確実に肌にも良いので、その点でリモートワーク良いな、、と思いました。

では、帰省中の話はここまでにして、帰国後のリモートワークに話を移しましょう。

え、話の展開が早すぎる?わかりました、繋ぎの背景知識を入れましょう。

当初、私の日本帰国予定は4月4日でした。しかし、帰省中、コロナが急激に拡大しました。カリフォルニア州は都市封鎖をし、外出禁止令が全域に出されました。帰省して1週間半ほど経った時の状態です。

この時点で日本はまだ入国制限を行っていませんでした。

1週間後、日本は韓国からの入国者に対し、2週間の待機要請を出しました。さらにその翌日、アメリカから帰還する全ての人に対し2週間の待機要請を出しました。

www.anzen.mofa.go.jp

これを知ったのは現地時間22日夜でした。施行は日本時間の26日から。施行まで3日しかありません。2週間の待機要請場所は空港近くの宿泊施設、宿泊費は自腹。焦りました。そんなお金はない、と。

急遽飛行機を変更し、24日出発。25日夜、無事帰国し、自宅に帰りました。

さて、私が無事家に帰れたところで本題に戻しましょう🙋‍♀️

帰国後のリモートワーク

ここではミーティングとその他にわけて話していきます!💪

リモートミーティング

緊急事態宣言を受け、CAVIN Inc.もリモートワークをする人が増えました。それでも毎日・毎週の定例ミーティングを欠かすわけにはいきません。

そこでどうしたか。Google Meetを使い、ビデオ通話で会議をしています。

しかし簡単にいくものではありません。問題もあります。

ビデオと音声をオフにしている人はパソコンの後ろで何をしているかわかりません。集中ができていない人や他のことをしながら会議を聞いている人がいない、とも限りません。

私の予想、絶対朝ごはん食べながら出席している人がいると思います。例えば私とかですね😂

とはいえ、CAVINのビデオミーティングはとても良い雰囲気です。Snap Camera、という加工がいろいろとできるものがあるのですが、それを使い遊んでいる人が多発しております。

www.youtube.com

今日もCAVIN Inc.の会議は頭にサボテン乗っけてる人と目からビーム✨を出してる人ときゅうり🥒になった人が真面目にマーケティングについて話しておりました。

リモートだからこそできることです🚀

Snap Cameraのエフェクトでふざけているように見えて真剣な議論をしている様子 | CAVIN Tech Blog
Snap Cameraのエフェクトでふざけているように見えて真剣な議論をしている様子

ミーティング以外のリモートワーク

ここからはまた私の話に戻ります。

帰国後のリモートワーク。帰省中と大きく変わったところが2つありました。

1. 時差がない

リアルタイムで会話ができ、タスクへのリアクションもすぐにできます。また、ミーティングにも参加できるようになりました。

2. 親がいない

これは良い面もありますが悪い面もあります。良い面としては融通が効く、仕事したいときに仕事に集中できます。

しかし、悪い面として、家事を全て自分でこなさなければいけません。当たり前ですね。

在宅していると自炊せざるを得ません。慣れない自炊に時間をとられたり洗濯物を干していて業務時間が少し削れたり、買い物に行かなくてはならなかったり。

出社していた時は自炊をしておらず、家に帰ったら寝るだけでした。それに比べると結構やることが多いな、という印象です。

それでもきちんと朝起きて、ご飯食べて、という規則正しい生活ができるようになってきました🙋‍♀️

帰国後のリモートワーク、良い面として帰省中と同じくメイクをしなくてよい、というものがあるのですが、もうひとつあります。満員電車にのっての通勤をしなくて良い、ということです。

最寄駅からオフィスまで25分程度。パソコンの入ったカバンを持って立ちっぱなしは結構辛いものです。リモートワークだとその通勤時間も削れるのでかなり時間を有意義に使えている印象です。

最後!全部まとめて感想を話していきたいと思います。

リモートワークをしての感想

一言で言うと、楽だけど気を抜くとだらけてしまう。

  • 通勤時間がなくなります。

  • 常に誰かに仕事風景を見られているわけでもありません。

  • ちょっと他のことをしていても咎められません。

これらは良いことでもありますが、逆に言うとどれだけでもだらけてしまえる、ということです。

リモートワークは自分との戦いです。

  • どれだけ集中して仕事に取り組めるか。

  • 自己管理能力をどれだけ高められるのか。

会社の立場からすると、リモートになって急に仕事の進歩が遅くなる人、そのような人は自己管理ができない人なのかもしれません。

リモートワークが集中できないあなたにアドバイス

  • 窓を開け放って風を入れてみる

  • 始業時間前に運動をする

とくに運動は体が目覚め、集中力が高まるのでおすすめです💪

実家に帰省する時は確かにリモートワークは便利です。ですが個人としてはやはり出社して仕事をした方が集中できるな、と感じたリモートワークの時期でした。

長々と最後まで読んでくださってありがとうございます。

内容は私の経験に基づいているため、一般論ではないことをご理解お願いいたします🙇‍♀️

今回はCAVIN Inc.スタッフ、宮坂がお送りいたしました🎉