CAVIN Tech Blog

CAVIN Inc.のエンジニアブログです。 技術的な内容に加え、福岡市 (Fukuoka Growth Next / fgn) でのスタートアップ運営の日常や、舞台裏をお伝えします。

企業文化醸成のためにやっているちょっとしたこと

企業文化醸成のためにやっているちょっとしたこと | CAVIN Tech Blog

Brand Managerのアベです。 最初の記事を投稿した以来の投稿になります、お久しぶりです。

今回はほんのちょっとしたことですが、 企業文化醸成の一環としてCAVINで行なっている一事例を紹介したいと思います。 こういうのは少しづつ出していかないとですね!

先に何をやっているのかだけお伝えすると、 毎週月曜の朝に 「植物 / 花の知見をみんなで持ち合って言い合う」ということです。

なぜコレが必要なのか、気になった方は是非最後まで読んでみてください。

目次

インナーブランディングとは?

さらっとブランディングの話をします。 企業のブランドが接点をもつ対象は大きく4つに分けられると思います。

  • 株主

  • 顧客

  • 採用候補者

  • 社内の人

この中で特殊な立ち位置であり己自身である社内の人間に対するブランディングがインナーブランディングです。

私は何者で、どこに向かうのだろうか...?と自問自答するみたいなやつです。たまにあるやつです。

  • 自分たちは何者?

  • 自分たちのらしさは?

  • どこを目指している?

個人にとってこう言った時間が大事なことは言わずもがなですが、企業にとってもそれはとても大事な作業です。

今CAVIN Inc.の規模感としても部署ごとに独立していく段階ですので、全社で1つのビジョン・ミッションに向かっているという認識を周知する努力が必要になってきました。

がしかし...今回はインナーブランディング自体の話をするつもりはありません。

インナーブランディングによって得られる企業文化の醸成、のそのさらに一環であるほんのちょこっとした習慣。

Abepedia*1 *2 という取り組みを紹介したいと思います。

Abepediaとは?

毎週月曜の朝に 「植物 / 花の知見をみんなで持ち合って言い合う」 ということをやっています。

一人ずつさらっと話して僕はそれをメモ、その後Slackで周知。 簡単ですね。カジュアルです。

自分の持っている知識を長々と語る者もいれば、5分前に思いついた、もしくは急いで調べたことを発表する者もいます。

Abepedia - 例

誰の負担にもならないように気楽にはじめたので、メモすらとっていませんでしたが結構いい感じだということでメモをとるようにしました。 僕が全力でメモしているだけなので、信ぴょう性に乏しさがありますが、1つだけ例として載せておきます。

【アベペディア 🌸No.11】2020/04/21

Ryo / サボテンの話。トゲの部分は実は葉っぱ。過酷な環境にいるサボテンはできるだけ水分を失わないようにしてる。蒸発しないように小さくなった結果とげになった。身を守るためは副次的なもの。水分がつきやすい。朝露を得る。

Yuya / 稚魚が全滅。水草。動物で一番おしゃれなのはフラミンゴだと思う。生き様がおしゃれ。フラミンゴは水辺でツムツムしている。あれば水草を食べている。あの水草は栄養が0。なぜ食べるのか?フラミンゴをよりピンクにする化学物質を摂取するため。栄養ないから片足で立って寒くなったら足を変えてる。

Sei / ルピナス。オフィスにあるのは2代目だが、2回咲かせるのは実は難しい。語源が狼。ラテン語でウプス(?)。本来寒いところで育てる。暑いところは一年ものとして育てる。かさかさになったのがタネ。来年植えよう。4-6咲きごろ

Ayla / ハルパゴフィツム。トゲトゲが何方向にも伸びている。それが通る動物の足に刺さって種子を運んでもらう。刺さったら抜けない。ライオンとかに刺さる。口とかで取ろうとすると口に刺さる。食べ物が食べれなくなって死ぬ。レイヨウとかいう動物がよく犠牲になる。

Biggie Mo / 薔薇。特別感あるから調べてみた。中世のヨーロッパ。赤はキリスト、白はマリア。一般人が栽培するのは禁止だった。近代は禁止が解かれて栽培できるようになったからみんな栽培するようになった。特別な。

Yuki / 建築にまつわる植物。ヨーロッパは装飾が多い。アールヌーボと、アールデコ。アールヌーボは植物的、曲線的。花や植物などの有機物。一番多いのがアカンサスルピナスに似てる。葉の部分が一番使用されている。インテリアだけでなく、外壁なども。

J / 根性論とか話す時に、雑草魂という言葉が出てくる。実際の雑草はふまれて立ち上がらない。結構計算された生存戦略がある。ふまれるところにあるような雑草はふまれてもいいくらい地面に沿って生えている。まっすぐ生えてない。ふまれても影響ないようにしている。

TKC / 時期すぎたが梅の花の話。たねを割ると、神器?の神。天神様と呼ばれている。太宰府天満宮菅原道真が梅のことを天神と呼んだ。梅の中心には天神様がいると呼ばれている。

Ayanne / 小倉トーストうまい。小豆は弥生時代。稲作始まったばっかじゃないか。体がむくむけど、サトニンという成分とカリウムが一緒に合って利尿作用があります。

なぜCAVINにおいてAbepediaが必要なのか?

最初にインナーブランディングを語っておいてからのAbepediaだったので拍子抜けのかたもいらっしゃるかと思いますが、ことCAVINにおいてなぜこれが必要だったのかを説明します。

CAVINはIT企業です。

社内の人間も花が好きなことは間違いありませんが、根っから花専門という人間ではないわけです。普段の作業としてもPCと向き合うことが多い。

そんな中現在開発しているサービスの話だけでなく、もっと広い意味で花に注目するきっかけを増やしたいと思いこんな取り組みをはじめました。

まとめ

規模が大きくなればまた考え直さなければなりませんが、今の所全員それなりに楽しんで見てくれてるみたいです。

一回イベントを開いたりするだけで文化醸成とはいきません。

もっと地味な、普段の習慣こそ文化醸成への道だと思ってます。

義務感なく楽しんでくれるような取り組みをこれからもやっていきたいですね。

ビジョンやミッション、バリューなどの話はまたいつかどこかでできたらと思います。 ではまた。

*1:アベペディアと読みます。

*2:Abepediaという名前の由来について。 「社内の取り組みとしてこんなことがしたい!」と社内で発表したところすぐさま「じゃあAbepediaね」と誰かが言い、そのまま決まってしまったという感じです。僕がAbeなので...