カンバン方式のツールにAirtableを採用しました🎉
こんにちは✌️開発の中原です。
皆さんはタスク管理にどういうサービスを採用していますか?
今回はカンバン方式導入までの背景とAirtableのカンバンの良い点、運用してみての感想を共有します✌️
目次:
- CAVIN Inc.では、Airtableを全面採用しています
- タスク管理が必要になった背景
- やりたかったこと
- 選択肢に挙がったサービス
- なぜAirtableが選ばれたのか
- どんなレーンがあるか公開します
- 運用してみた感想
CAVIN Inc.では、Airtableを全面採用しています
Airtableに関しては、前回の記事でも言及しています。
CAVIN Inc. では、
- シナリオ
- 開発メンバー
- DBの設計
など、開発に関する情報はAirtableに集約しています。
タスク管理が必要になった背景
以前はタスクをGithubのIssueで管理していました。
しかし、GithubのIssueはあくまで開発のTODOに近く、
開発以外の場所から要件が上がってきたときに集約する場所がなかったため、
結果SlackやAirtable, Githhubなどに散財していました。
実際、Githubのアカウントを持っているのは開発者だけですし、 開発の見える化を社内全体に対して行うのは難しいと感じていました..。
やりたかったこと
- 開発者じゃなくても追加・編集・閲覧ができる
- 1スプリントでやることの見える化
- 形骸化しない
選択肢に挙がったサービス
いずれも、カンバン方式に対応できます。
- Asana
- Zenhub
なぜAirtableが選ばれたのか
上記の選択肢とやりたかったことに加え、
- 価格
- 拡張性
の面から比較してみましたが、
結局はAirtableでもカンバン方式のツールが用意されていたので
採用となりました🎉
長所
- シナリオとの紐付けができる。
シナリオをAirtableで作成していたので、あとで作られたデータとの紐付けが容易にできます。
- リポジトリを跨いだタスク管理が可能になりました。
無理にGithubと紐づけなくても今のところ問題はありません。 必要があれば、コードレビューのときにAirtableのURLを貼ります。
解決したい点
- 具体的な実装方法などを話し合うのにチャットがしづらいです。 なので、結論と議論したSlackのURLを出来るだけ紐付けるようにして運用しています。
どんなレーンがあるか公開します
Icebox
Iceboxは以下の2つの意味で使用しています。
- まだ要件が定まっていない
- Backlogに入れたものの何故やるのかを熟考したい
Backlog
Backlogは1スプリント内で開発のやることをリスト化したものとしています。
2020年3月現在では、1スプリントを2〜3週間として取り組んでいます。
また、Backlogの中でもIssueごとに
- Highest
- High
- Middle
- Low
の優先度をつけて上から順に並べるようにしています。
Doing
実際に取り組んでいる途中のタスクはここに移動させます。
この作業はIssueのオーナー(アサインされた人)が行うようにしています。
Done
Doneはコードレビューが終わり、開発ブランチにマージされたIssueを置くレーンです。
Test
DoneにあるIssueの単体テスト・結合テストを行います。
Release
本番環境にリリースしたIssueはReleaseに移動させます。
今後は、Releaseレーンが全体周知のためのリリースノートとしての役割も果たせるのではないかと検証しているところです。
運用してみた感想
運用を始めたのが2020年3月2日からですが、今のところ開発メンバーも使いこなしてくれているようです✌️
運用のコツは、
- Issueのオーナーを明確にする
- 必要な情報を紐づける・きちんと書く
だと思います✌️
書いていて思いましたが、これらはGithubのIssueで運用する場合にも当てはまるのではないでしょうか。
それでは素敵なカンバンライフを!🤗